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私はブサイク |
恋愛したい. でも,自分は,顔はブサイクだし,面白いことも言えない.だいいち,こんなオレが声をかけても無視されるに決まっている... と,そう思っている人は多いです.かといって,自分よりもブサイクな奴に彼女・彼氏がいたりなんかすると腹が立つのですから余計疲れます. 友達からプラス思考になれ,と言われてもすぐにはなれるわけない.友達から当たって砕けろ,と言われてもすぐにはできるわけない.彼女が欲しい.神様はなんて不公平なんだ,と悩んでしまいますよね. 私の知人に空気を吸っているだけで逆ナンされる人がいます.正直言って,私はいいなぁ〜と思うこともあります. さて,まず人が出会う時,どこを見るかというとその人の外見ですよね.それがいわゆる「第一関門」としますと,そこですでに自分は振り落とされていると思っている人は多いです.私もそうでした. でも,自分は第一関門突破できないから一生一人だと思っている人にとっては戯言のように聞こえると思いますが.実際にブサイクな人に彼女・彼氏ができないかというとそうでもないんですね.まずは,それを認めて下さい. 例えば,会社とかで「うわっ,この人ブサイクやな」と思う異性の同僚と仕事をしなくてはならなくなったとしましょう.職場でなければ付き合いたくないのかも知れませんが,仕事ですからしょうがありません.しょうがなく一緒に仕事している内に,休日の過ごし方についての雑談になりました.そのブサイクさんは実は(まるでドラマみたいですが)週末になるとサルサを踊りに行くことがわかりました.その話をしている時のブサイクさんは輝いた目をしていました.つい誘われて,サルサクラブへ行きました.ブサイクさんにリードされて踊りました.職場では絶対見られないブサイクさんのセクシーな身のこなし.ちょっとドキッとしました. それによって,自分の中で今まではただのブサイクさんだった人が,週末にセクシーなサルサを踊るブサイクさんに変わりました. カッコイイ人,キレイな人は,そこに居るだけで自分を表現していると思うんです.でも,そうでない人は,自分の体を使い,頭を使い,心を使って何かを作り出すことによって,ちょっと表現がマズイかも知れませんが,それに対抗することができると思います. それに,無理に自己表現をしなくてもよいとも思います. 広い心で包み込んでくれるブサイクさん,一緒にいてとってもリラックスのできるブサイクさんでもいいじゃないですか. どうせオレは,私はブサイクだから恋愛できないんだ,といつまでも思っている人は「ただのブサイクさん」止まりです.そんなただのブサイクさんが周りの人に自分は如何にブサイクなのかを説いたところで,ただのブサイクさんから変わることはできません. 自分がブサイクであることを認めてしまえば,あとはその「ブサイク」の前にどんなことばを持ってくるかではないでしょうか. 自分はモテないんだ,と相談するということはまだ自分の可能性を諦めていないということです.それをすでに諦めているのなら,恋愛関係のサイトに行ってとやかく発言する必要はないですね. 戻る/次の項目へ |
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