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徘徊(はい・くわい)---さまよい歩くこと(角川国語辞典より)

 ある意味,お散歩写真と考えて頂いても結構です.お散写真とは,お散歩と写真撮影の両方を楽しむことです.

 しかし,私はモノクロフィルムを装填したカメラを持って,光に誘われるようにフラフラとまち中をさまよい歩くことから徘徊写真としました.

 本サイトでは,みなさんにその徘徊写真等をご覧頂いたり,私のモノクロ写真に対するこだわりについても述べていこうと考えています.
どうか最後までおつき合い下さい.      

           徘徊写真家 新谷コウイチ

徘徊写真に必要なモノ

カメラ


 カメラであれば何でもよし.体力があれば大判カメラもOK
私は好んでメカニック
MFカメラを常用しています.でも,別にMFだろうがAFだろうがどちらでもよいのです.高価なカメラは必要ありません.

フットワーク

 何キロでも平気で歩かなければならない.自動車は不可,また,ビーチサンダル,下駄等は靴ズレのモトとなるので不可.
 
 移動に自動車やバイクを使うと小さいモノに目がいかなくなり,大写しな写真になりがちです.やはり自分の歩くスピードに合わせてじっくりまちを観察することです.
 
 ここでは「フットワーク」としていますが,家の中でも,空想の中での徘徊はあると思います.

強い写の心

 たとえ,家と家の隙間を撮っている際に,人に不審に思われてもそれに屈しない.

 私はよく出張ついでにスーツ姿で,まちの中心地なんかで写真を撮ったりします.普段着で撮る分には抵抗ないのですが,スーツ姿だと地上げ屋に間違われそうです.

 そんな気持ちを押し殺してシャッターを切ることが大切です.

視点

 自分なりのこだわりと自信を持つ.

 私は,人と同じ写真を撮ってもおもしろくないと考えています.また,身近にたくさん興味深い被写体はゴロゴロしていると思います.何を撮っていいのかわからない人は,あなたの周りの人・モノを撮ってみて下さい.きっと,普段の生活の中で見過ごしているモノが多いことに気づくでしょう.

 例えば,山をイメージしようとすると,ある人は夏の気持ちのいい山を,また,ある人は冬の厳しい山をイメージ抱くかと思います.同じ山でも人によって受け止め方が違いますからあなた独自の視点でモノをとらえてみて下さい.すると新しい世界を発見できるでしょう.


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