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強みを伸ばすか,それとも弱点を克服するか

 本当にお久しぶりです.このサイトを立ち上げたとき私は20代後半でした.今はアラフォーのオヤジです.Midlife Crisis(=中年の危機)のためいろいろと人生について考えているところです.
人生半分を過ぎた40歳前後から,気力,体力の衰えを感じ,自分の人生が無意味に思え,深く落ち込んだり,「若さ」を失う焦燥感から無謀なことをしたりという症状が現れる,とされる.誰でもかかる可能性はあり,その時期も程度も症状も人それぞれだという」ことのようです.「満足できない女たち」田中亜紀子著


これまで家庭や学校では,自分の弱点を克服することにエネルギーを注ぐよう教育されてきました.それでよいのでしょうか?

恋愛でも同じことです.イケメンくんでない人がイケメンになることにエネルギーをつぎ込んだとしても,結果は知れたものです.少なくとも私はそうです.

結局,私がこれまでモテるために行ってきたことは,「自分の強み」に対してエネルギーをつぎ込んできたということに他なりません.

つまり,自分の弱点を克服するよりも,強みを伸ばす方が圧倒的に成長するチャンスがあり,よりよいパフォーマンスを発揮できると考えたからです.
もちろん,本の受け売りです.

私のこれまでとってきた作戦は,普通の人がやらないようなことに挑戦し,スキルを身につけるということです.それらを自分の武器にして,他の人との差別化を行いました.
しかし,スキルといっても大したものではなく,ただの趣味程度のモノです.
例えば私の場合,モノクロ写真,クラブDJ,クルマいじり,料理,家庭菜園,釣り,最近では珈琲豆自家焙煎・ブレンドはそれにあたります.

自分の「好きなこと」,「興味のあること」,「得意なこと」,そういったことに対してエネルギーをつぎ込み続けたのです.
特にその中でも大切なのは「得意なこと」です.他の二者は嫌いになったり,興味がなくなったりすることは少なくありませんが,自分の得意なことはそうそう嫌いにはならないと思います.
それを伸ばす方向にエネルギーをもっていければ,よい結果がもたらされるでしょう.

例を挙げるなら宅八郎さんです.彼はモテると思います.彼は自分の強みを知っており,それを伸ばした人です.


今の私はモテることよりも,仕事で一花咲かせたいと思っています.そのために自分ではわかっていない「自分の強み」を知る必要がありました.

「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす」マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン著,田口俊樹訳 を買って読んでみました.

 

StrengthsFinder(ストレングスファインダ)というテストをネット経由で受けることができます.
それにはユニークなパスワードが必要なので,古本でなく新しい本を買う必要があります.

全部で34の資質の中から自分の優位と思われる上位5つを教えてくれます.
https://sf1.strengthsfinder.com/ja-jp/homepage.aspx


ちなみに私の優位な5つの資質は次のようになりました.
(1)最上志向(Maximizer)
最上志向という資質を持つ人は,強みを利用して,平均的ではなく最高の水準を,個人ないしは集団において追求する.単なる強みを最高レベルのものに変えようとする.
(2)学習欲(Learner)
学習欲という資質を持つ人は,学習意欲が旺盛で,常に向上を望んでいる.特に結果よりも学習すること自体に意義を見出す.
(3)内省(Intellection)
内省という資質を持つ人は,頭脳活動に多くの時間を費やす.内省的で,自分の頭の中で考えるのが好きで,知的な討論が好き.
(4)着想(Ideation)
着想という資質を持つ人は,新しいアイデアを考えるのが大好き.全く異なる現象に見えるものの間に,関連性を見出すことができる.
(5)戦略性(Strategic)
戦略性という資質を持つ人は,目的に向かうための選択肢を想定することができる.いかなる想定に直面しようとも,適切なパターンと問題点を直ちに予測することができる.


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