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声をかけられない |
恋愛は何らかのモノを共有することから始まります.その初期段階の手段として食事があります.何はともあれ,「バイトが終わったら一緒にメシ食べに行こうか」と声をかけなければなりません. 私の周りには女性に声をかけられないという友人が大勢います.彼らはこぞって「恥ずかしくて声をかけられない」「無視されるのがいやだ」「そこまでしようという女性がいない」等と言い訳をします. なぜ,恥ずかしいのでしょうか?なぜ,断られるのが怖いのでしょうか?それは不必要なプライドがそうさせているのです. 注)ここでいう「プライド」とは通常使われている意味として理解して下さい. 声をかけられないウジウジした自分を美化して何になるんでしょうか?ほんの些細な勇気があれば声をかけることはできますし,最低限のマナーを心得ていれば無視はされないと思います.もし失敗しても,「しょっしゃ,失敗から学んでやろうじゃないか」と発想を転換するのです. あなたにプライドはありますか?あるのでしたら,今すぐそんなものは捨てて下さい.これは男性に限らず女性にもいえることです. 話はそれるかも知れませんが,元首相の田中角栄氏を例に挙げて述べさせてもらいます.そのゲタに扇子のスタイルの効果は大きなものだった聞きます.これは実に泥臭いですね.その何ともいえない泥臭さが人の気を和ませ,楽にしてくれるのです.そんな田中氏にプライドは感じますか?感じないですよね. プライドは持つ必要のない人がプライドを持っているのです. 声をかけたいような女性がいない,といつまでも言っているようじゃ先は暗いです.「この会社はオレに合っていないよ」というのと同じで,実はそういうあなたが会社に合っていないだけですよって言いたくなります. 変にスカしてもよいことはないと思います.プライドは恋愛の敵だと思います. プライドなんか捨てちまえ! といいたくなります. ほんの些細な勇気と対人マナーがあれば,声はかけられます.そして,フラれてもいいからその人のことをもっと知りたい,という気持ちを持てばよいのです. 声をかけるチャンスはいくらでもあります. 私は彼女のいないときに,このチャンスを逃したら一生後悔するぞ,と思う女性がいたら勇気を振り絞って声をかけることにしていました.例え電車に乗っていてもです.同じ駅で降りたら行こう,という具合にです.「アンタもナンパな男じゃん」と思われても仕方がないですが,私の場合は一瞬のときめきを大切にしています.ジワジワ好きになることはあまりないのです. 今の彼女は8年前に一目惚れしたのですが,私がその頃,小心者だったために声をかけそびれていました.それから最近ひょんなことから偶然再会しまして,始めて喋ったのが一言二言でした.それから2, 3日間,その女性のことが頭の中から抜けなくなり「このチャンスを逃したら一生後悔するぞ!」ということでデートに誘いまして,それがよい方に傾きましてなんとかなったというわけです. 私の友人に決してカッコイイとはいえない奴がいました.彼はひたすら合コンを重ねて,50回目くらいした頃に見事,彼女ができたのです. 「数打ちゃ当たる」といいますが,まさしくその通りです. 「じゃ,恋愛は確率なの?」って疑問を持つ人がいるかも知れません.でも,私たちは生まれるときから確率の世界いるんですからね. そう言えば最近,「ネットナンパ」なる言葉をよく耳にするようになりました.これについて近々書かせてもらおうと考えています. 最初の一声が言い出せなくて苦労している人はたくさんいます.片っ端からいきなさいとはいいませんが「よしこの人だ」と思ったらプライドを捨てて,勇気を振り絞ることも必要です. 戻る/次の項目へ |
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