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あなたは自分のことがキライ

 私は以前まで,自分の容姿に対して過剰なほどコンプレックスを持っていました.自分のことがキライだったのです.目・鼻・口・足の長さ・性格・運動神経等々



ここで,その「自分のことキライ度」を確認してみましょう.

 まず,目を閉じて下さい.目の前に大きな鏡があるとしますそこに今のあなたを映しました.そこに映っているあなた自身に点数をつけるとしたらマイナス100点からプラス100点の間で一体何点をつけるでしょうか?

 お察しの通り,マイナスとつけた人は自分のことが嫌いなので自信のない人です.その数字が大きくなればなるほど重傷です.ゼロはまずまずです.プラスになった人は自分に自信のある人ですが,その数字が大き過ぎる人は自信過剰に気をつけたいところです.

 「そんなん当たり前じゃないか!」そうです,確かにそうなんですが,モテないくん・モテないちゃんの多くは自分のことが嫌いで,自分のことを考えないようにしている人が多いのです.
 まずは,自分自身と向かい合うことが脱モテの第一歩です.(就職対策本のようになってきました)


 
 自信のない自分と付き合ってくれるような奇特な女性なり男性はまずいない,と考えた方がよいです.

 ここで,しなければならないこと,それは自分自身を好きになるということです.それはいきなり難しいとしても,嫌いではなくなる必要があります.

 言葉を換えれば,「自己肯定感」を持つということです.「オレはワタシはこの世に存在してもいいんだ」と思えることです.自分の容姿・性格等を受け入れることです.そして,自分の「強み」とは何かを考えてみて下さい.

 自分のことをわかっている人は魅力的です.例えば,流行に左右されず自分に似合う服を選ぶ目を持っている人はカッコイイ.ついつい誤解しがちなのは,高いブランドモノの服を着たからといってカッコイイだろ,という人はダメ.似合っていなければ逆にカッコ悪いし,お金も無駄になります.カッコイイ男,カッコイイ女はお金で手に入れることはできません.

 あなたは自分の性格を尋ねられたら即答できますか?言える人は軽傷のモテないくんです.

 これは就職活動にもいえることですね,自分のことをわかっていないと面接で「あなたのセールスポイントは?」と尋ねられても即答することはできません.就職の面接では,自分の強みをアピールし,弱みを薄め,逆に強みにさえ持っていくことが求められます.

 自分のことを理解した上で,対応策を考えたいところです.自分の顔がどうのとか,考える前にやることはあるはずです.



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